アベノミクスの話、途中で止まっちゃっててすみません。

最近、子育てと仕事が忙しく、ブログを書くキャパが足りないため、しばらくブログはお休みさせていただきます。
来年になったら、また書かせていただきますね。

ちなみにアベノミクスの話は、次のような話にしようと思ってましたが、ファクトデータとか集めるのが大変なので、次の記事は別のテーマにする可能性大です。

・日銀の出費は『円通貨の希薄化による減価』をもたらした。
・アメリカの復調もあり、うまく円安になった。
・このため車とかが売れるようになり、景気刺激は成功。
・でも、実質的に債務危機の状況は何も変わってない。
・歴史的にも自国通貨を薄めて債務危機に対応した例が多々あるが、どれも後でインフレになってる。
・結局、財務健全化には純資産を増やすしかない。
・消費税のお金の流れは、家計部門の純資産から直接お金を吸い上げる「親会社への配当」と同じ。
・消費税は、日本政府の財務健全化に貢献する。
・生活者としては嫌だけど、まあ仕方ない。
・でも、増える税収は数年の時間稼ぎにしかならない。
・「年間の収支が赤字」という根本的原因を取り除かない限り危機のまま。
・世の中「お金を刷って解決」なんてうまい話はない…

以上。

また来年会いましょ〜。
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公的債務1000兆円
先日、日本政府の公的負債が1000兆円を超えたというニュースがやっていましたね。
2年前のブログ記事「日本国債はなぜ破たんしないのか?」では、1000兆円~1100兆円のあたりで「Xデー」がやってくると書きましたが、いよいよその「Xデー」予想のレンジに入ったということです。

さて、あのブログから2年。
日本経済にもいろんな動きがありました。中でも一番大きなトピックは…。

アベノミクスと黒田緩和

ですよね。

黒田バズーカの衝撃
2013年4月、日銀の黒田さんはデフレを止めるべく大規模緩和をスタートしました。
具体的には、日銀が毎月7兆円分の国債を買いまくるというものでしたが、これは「日銀バズーカ」とも呼ばれ、国債市場に衝撃を与えました。国債市場のメインプレーヤーであった銀行や保険会社は、取引する国債の半分くらいを日銀に持っていかれ、投資先がなくなってしまいました。あわてた銀行や保険会社は、株式や外債購入に走りました。

「日銀バズーカ」はいまも続いていて、毎月7兆円のお金が、国債市場経由で日本経済に流入し続けているんです。その結果、日銀の国債保有残高は、132兆円(4月時点)から158兆円(8月時点)へと増加しています。たった4ヶ月で30兆円近くも増えたんですよ。今年中に、さらにあと20兆円を積み増す予定だそうですが、ホントに思いきった金融政策です。

さて、この日銀の政策によって日本経済はいったいどのように変わったのでしょうか?
日本経済のバランスシートは、良くなったのでしょうか?悪くなったのでしょうか?

そのあたりを確認するために、もう一度「日本経済のバランスシート」を見てみることにしましょう。

日本経済のバランスシート
日本経済を一つの大きな企業グループに例えると、徴税権やルールの決定権など大きな影響力を持つ「政府」が親会社で、「非金融法人」「金融機関」「家計」が子会社というような組織構造になっています。(※あくまで考え方です。詳しくは過去ブログ参照。)

前回は、この日本経済バランスシートのうち金融資産にフォーカスしたものをご紹介しました。前回と比較できるように、同じものを使用します(データは日銀の「資金循環統計より引用)。

さて、それでは2年前のバランスシートを再度おさらいしてみましょう!

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またまた時間が空いちゃってすみません。

さて…
前回は、人材価値について書きました。
かなり前なので、忘れちゃってる方も多いと思いますが、全体的に次のような流れでした。

・人材価値は、市場の需給によって決まる
  ↓
・市場で価値を認めてもらえるのは2つ
 1.たくさんの金を生む
 2.希少価値が高い

  ↓
・希少価値が高い人材になるべき
  ↓
・どうせなら1000人に一人を目指そう!

というわけで、今回はその続き、「どうやって1000人に一人の人材になるか」です。

…そうそう、前回記事の最後では、人材価値を決める方程式を定義しましたね。今回は、この方程式を使って、どのような人材になるべきかを考えてみましょう。

【人材価値を決める方程式】
スキル×経験×その他の属性=人材価値



ある広告代理店の採用
仮に、あなたが大手広告代理店の人事部長だったとします。
今年から、アフリカのケニアで始まる新しい政府広報プロジェクトのために、新人を2人を採用することになりました。年収800万円で出した募集に集まったのは、4人。あなたならだれを採用しますか?

【Aさん】
スキル11 × 経験11 × その他属性1 =121
【Bさん】
スキル12 × 経験10 × その他属性1 =120
【Cさん】
スキル9 × 経験11 × その他属性1 = 99
【Dさん】
スキル 8 × 経験 8 × その他属性1 = 64


転職市場において待遇がある程度決まっている場合、こんなふうにスキルや経験の似通った人が集まってきます。もし「年収2000万円」で募集を掛けていれば、「スキル15」とか「経験18」とかいうプロフェッショナルが来ますし、「年収400万円」の募集なら「スキル8」「経験7」といったスタッフが集まるわけです。

で、この場合ですが、普通に考えれば採用されるのはAさん(合計点:121)かBさん(合計点:120)ですよね。

一番低いDさん(合計点:64)は、どうですか?採用したいですか?
…この人は絶対採用しませんよね。スキルも経験も足りない。他の候補者と比べると能力の差は歴然です。

ではCさん(合計点:99)はどうでしょう?
Cさんのスキルや経験はAさんBさんとそれほど大差ありませんから、検討の余地はありそうです。でもやっぱり採用しませんよね。だって、候補者にAさんBさんがいれば、そっちを選ぶでしょ?

つまり、力量が著しく低いDさんも、力量の差があまりないCさんも、どっちも「絶対受からない」んですよ。しかも実際の採用現場では、AさんBさんと同じくらいの人がたくさん受けにくるわけですから、CさんDさんが受かる確率は絶望的なものになります。

以上のように、個々の力量を比較した時には小さな差でも、採用するかどうかを決める場面では、結果として大きな差となって表れてしまうのです。これはCさんのように中途半端な人にとっては厳しい現実ですね。

ところが、もし候補者の中にZさんのような人がいたらどうでしょうか。

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ご無沙汰しております。
ここ最近ブログを書く余裕がなくて、なかなか更新できておらず申し訳ありません。最低でも月に3本は記事を書きたいと思ってるのですが、それも達成できておらず…(涙)。滅多に更新されない、こんなブログを見にきてくださり、ありがとうございます。


さて、そういうわけで(どういうわけだ?)、今回は人材価値について考えてみたいと思います。

■人材価値はどう決まるか?
皆さん、自分の人材価値ってどのくらいか知っていますか?

よく、転職サイトなどで「あなたの適正年収は?」なんてやっていますが、あれならスキル(スペック)と経験の組み合わせで人材価値の目安を知ることができますよね。

例えば、
----------------------
Aさん:男性 30歳
・TOEIC 800点 
・早稲田大学卒業
・簿記2級
・営業経験2年
・プログラマー経験4年
・管理職経験2年




あなたの適正年収は 850万円です!
----------------------
みたいなやつですね…。

こういうのって、まあ一つの目安にはなるかもしれませんが、あくまで参考値ですよね。
仮にAさんが転職活動をしてみても、その市場にはAさんと同じような人材価値を持つ競合がたくさんいて、Aさんが採用されるかどうかは分かりません。結局のところ、適正年収850万円の世界にも「良い人材」と「そうでもない人材」が居て、「良い人材」はどこに行っても受かるし、「そうでもない人材」はどこに行っても受からないというのが現実です。当然といえば当然のことですが、価値というのは市場の需給によって決まるものなので、いくら品質が高くたって買い手がつかなければ価値は認められません。


では、どうすれば人材価値は上がるのでしょうか?


■どうやったら人材としての価値を上げられるか?
「買い手がつかなければ価値がない」ということは、逆に考えれば「買い手がつけば価値がある」ということになります。つまり、とにかく買い手さえつけば人材価値が高いのと同じってことですよね。

では世の中のマーケットでは、いったいどんなものに買い手がつくのでしょうか?
人材マーケットに限らず、あらゆるマーケットで共通して必ず買い手がつくものは、次の二つです。

1.たくさんカネを生むもの
2.滅多に手に入らないもの


…ということで、もしあなたが自分の人材価値を上げたいと思ったら、自分が「たくさんのカネを生む(パフォーマンスの高い)人材」になるか、「滅多に手に入らない(希少価値の高い)人材」になれば良い、ってことですね。

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日銀バズーカの威力
日銀の異次元緩和の結果、株高が続いていましたが、最近の株式市場は少し落ち着かない様子です。
とはいえ、4月1日から5月31日までの2ヶ月間は、トータルで見ると株価は1,630円(12,135円~13,775円)も上昇しています。多くの人は含み益がたくさん出ている状態ですから、株や投資信託を持っている方は、かなり嬉しい状況でしょうね。(※ちなみに、2年ほど前に「100万円から始めるバリュー株投資」として取り上げた100万円のポートフォリオは、今や149.6万円まで上昇しています。僕も買っとけば良かったかな(笑)。)

さて、世の中は『今度こそ景気回復か?』と盛り上がりを見せているのですが、気になることに国債の金利が地味に上昇しています。
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※日本相互証券チャートより

上がったと言ってもまだ0.9%程度ですが、住宅ローンがある人には、やはり金利の上昇は気になりますよね。ニュースでも、「メガ銀、住宅ローン金利引き上げを決定」などといった文字を目にすることが増えました。

ドキドキ。

国債金利上昇で、住宅ローンはどうなる?
さて、ここで一つ、住宅ローンと金利についておさらいしてみましょう。

まず、住宅ローン金利には、どんなものがあるのでしょうか?
⇒大きく分けて次の3タイプですね。

1.固定型
2.変動型
3.固定変動ミックス型



では、固定型、変動型の各ローンの金利はどのように決まるのでしょうか。
⇒一般に、貸し手である金融機関が次の金利を基準に決めます。

1.固定型⇒「長期金利」
2.変動型⇒「短期金利」

 ※ミックス型は1と2の組み合わせです


それでは、「長期金利」と「短期金利」は何から決まるんでしょうか。
⇒一般的に、次の金融商品の金利が基準になります。
1.長期金利⇒「10年国債(新規)」
2.短期金利⇒「コールローン翌日物」



では、その金融商品の金利はどうやって決まるでしょうか。
⇒金利の決まり方はそれぞれ違います。
1.10年国債⇒国債市場の需給で決まる
2.コール翌日物⇒市場のマネー量で決まる

※厳密にいえばコールも市場の需給で決まりますが、ここでは敢えてこのように表現。

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