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公的債務1000兆円
先日、日本政府の公的負債が1000兆円を超えたというニュースがやっていましたね。
2年前のブログ記事「日本国債はなぜ破たんしないのか?」では、1000兆円~1100兆円のあたりで「Xデー」がやってくると書きましたが、いよいよその「Xデー」予想のレンジに入ったということです。

さて、あのブログから2年。
日本経済にもいろんな動きがありました。中でも一番大きなトピックは…。

アベノミクスと黒田緩和

ですよね。

黒田バズーカの衝撃
2013年4月、日銀の黒田さんはデフレを止めるべく大規模緩和をスタートしました。
具体的には、日銀が毎月7兆円分の国債を買いまくるというものでしたが、これは「日銀バズーカ」とも呼ばれ、国債市場に衝撃を与えました。国債市場のメインプレーヤーであった銀行や保険会社は、取引する国債の半分くらいを日銀に持っていかれ、投資先がなくなってしまいました。あわてた銀行や保険会社は、株式や外債購入に走りました。

「日銀バズーカ」はいまも続いていて、毎月7兆円のお金が、国債市場経由で日本経済に流入し続けているんです。その結果、日銀の国債保有残高は、132兆円(4月時点)から158兆円(8月時点)へと増加しています。たった4ヶ月で30兆円近くも増えたんですよ。今年中に、さらにあと20兆円を積み増す予定だそうですが、ホントに思いきった金融政策です。

さて、この日銀の政策によって日本経済はいったいどのように変わったのでしょうか?
日本経済のバランスシートは、良くなったのでしょうか?悪くなったのでしょうか?

そのあたりを確認するために、もう一度「日本経済のバランスシート」を見てみることにしましょう。

日本経済のバランスシート
日本経済を一つの大きな企業グループに例えると、徴税権やルールの決定権など大きな影響力を持つ「政府」が親会社で、「非金融法人」「金融機関」「家計」が子会社というような組織構造になっています。(※あくまで考え方です。詳しくは過去ブログ参照。)

前回は、この日本経済バランスシートのうち金融資産にフォーカスしたものをご紹介しました。前回と比較できるように、同じものを使用します(データは日銀の「資金循環統計より引用)。

さて、それでは2年前のバランスシートを再度おさらいしてみましょう!

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