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今日、たまたま近くのラーメン屋さんに行ったので、少し観察してみました。

赤坂見附にある油ラーメン屋さん。小さな行列のできる人気店です。
ランチタイムの客単価は、800円くらい。
座席は10席

待ち時間の間に、お客さん3人くらいについて滞在時間(*座席に座ってる時間。並んでる時間は除く)を測ってみたところ、一人当たりの平均滞在時間は約12.5分でした。
つまり、12.5分に1人が座席に座りラーメンを食べて出て行くのです。
店内を観察しようとゆっくり食べていた僕でさえ滞在時間は15分でしたから、大体合っていると思います。


さてこのお店、平日はいつも12時から行列が出来ていて、13時半くらいまでお店はほぼ満員です。
ですから、平日のランチタイム(90分)は、満席のままずっと回ることになります。

と言うわけで、この数字を元に計算してみましょう。

1.ランチタイム:90分
2.一人当たりの滞在時間:12.5分
3.座席数:10席
4.顧客単価:800円
5.原価(不明。仮の数字として前回記事の321円+人件費を使います)


ランチタイム中に対応できるお客さんの数(1席あたり)
90分÷12.5人=7.2人

ランチタイム中に対応できるお客さんの数(全席合計)
7.2人×10席=72人

ランチタイム売上
72人×800円=57,600円

ランチタイム原価(※4人分の人件費が追加されます)
(1)321円×72杯=23,112円
(2)1,000円×1.5時間×4人=6,000円

(1)+(2)=29,112円


ランチタイム利益
25,488円

このラーメン屋さんは、<b>90分間のランチタイムだけで、1日25,488円の利益を稼ぎ出しているのです。
(*原価の計算はあくまで僕の想像です)

平日ランチタイム数は、毎月20日あるわけですから、1ヶ月で509,760円。1年で611万7,120円の利益となります。

平日の、しかもランチタイムだけで611万円の利益が出ているんですよ!
なかなか夢があると思いませんか?

もちろん、これは人気店のケースなので単純にベンチマークするのは難しいと思いますが、このお店がランチタイムで売る72杯のラーメンの半分を、同じ値段で1日かけて売ることができれば、あなたの年収は411万円になるんです。(*人件費が要らないので、人気店より利益は高くなります)


そんな風に考えると、少しだけラーメン屋さんビジネスも現実味を帯びてくる気がしませんか?
皆さんも、ラーメン屋さんに行ったときは、ぜひそういう観点で利益を想像してみましょう♪
商売なので、もちろん簡単ではありませんが、かといって夢のような難しい数字と言うわけでもないですよ。


以上、補足でした!
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前回は、リスク管理の重要なキーワードである「不正のトライアングル」について書きました。
今回は、この実践を考えるとともに、最先端のリスク管理に照らした考え方について書いてみます。

浮気リスクをコントロールするには?
前回は、リスクの話について長たらしい前置きが続きましたが、実践的な面について考えて行きましょう。
浮気を「不正」の一つと考えれば、「不正のトライアングル」のフレームワークを活用することが出来ます。つまり、この3つの環境を見直すことで、浮気リスクを減らすことができるんです。

 1.機会
 2.動機
 3.正当化


それでは早速始めましょう。
まず、浮気の「1.機会」を減らすにはどうしたらよいでしょうか?
基本的には、人と会う機会そのものをなくしてしまうのが最善の策です。ただし、恋人の交友関係を断絶させるなんて、さすがに無理がありますよね。ビジネスの世界でも、「リスクなくして利益なし」と考えられていますから、そんなのはリスク管理とは言えません。

では、どうすればよいのでしょうか?

ここで防ぐべきなのは、「やろうと思えば手が出せてしまうような状態」ですよね。
ですから、交友関係は尊重しつつ野放しにしなければ良いのです。野放しにしないというのは、「状況を把握し、変化や兆候があればすぐに見つけられる状態にしておく」ということです。

もちろん、全ての交友関係を把握するなんて無理ですから、優先順位をつける必要があります。
そこで、前回記事の例で上位にあった「職場・学校」や「サークル等」などの、“コミュニケーション頻度の高いコミュニティ”から優先的に情報収集すべきです。

誰だって、自分のプライベートな空間に踏み込まれるのは嫌ですから、たとえ恋人でも、事情聴取のように何もかも聞くというのは好ましくありません。ただ、「わっ、自分のパートナーはこんな情報網を持ってるんだ、もし浮気したらバレるな…」と感じてもらうことができれば、不正のトライアングルの一つ、「1.機会」への対処はばっちりです。
効率的にリスクを減らすために、頻度の低いコミュニティは思い切って切り捨てましょう。


次に、「2.動機」をコントロールする方法です。
浮気に関する動機は前回の記事で例に挙げた「不満」と「欲望」の2点ですが、人間の欲望というのは、他人がコントロールするのは難しいと言われています。付き合いの長い相手に対しては、つい欲望そのものをコントロールしたくなってしまうものですが、出来ないことをやろうとしても無駄に疲れるだけです。欲望のコントロールはあきらめましょう。

リスク管理の観点から言えば、コントロールすべきなのは「不満」。「リスクの芽を小さなうちから見つけて、摘み取る」のが、最適なリスク管理手法です。
例えば、企業には「通報制度」「満足度調査制度」など、情報を吸い上げる仕組みがありますが、これと同じ考え方ですね。小さなリスクの芽を見つけるための工夫です。

人間関係においても、こうした考え方はヒントになりますよね。
「相手は自分のどこを不満に思っているのだろう?」ということを調べ・考えてみることはお互いの関係性を良くするためにはとても効果的です。定期的に、相手に「不満な点」や「満足している点」をそれとなく聞いてみるのも一つの手でしょう。

なお、その際に注意が必要です。不満な点を吸い上げる時には、「まさか、私に不満なんてないわよね!?」という口調で訊くなど、相手にプレッシャーを与えてはいけません。
企業の通報制度においても、通報した人が損をしたり攻められることがあると、「通報したら後で何されるか分からん…」といって誰も通報してこなくなってしまいます。通報制度が機能しなくなる瞬間です。ですから、不満を聞くときにはとにかく反論も自己弁護もせず聞くことに徹し、情報を吸い上げることに集中しましょう。情報を手に入れたら、それを取捨選択して対処すればよいのです。そして対処するときは、「発生頻度の高いもの」から対処すると効率的です。

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不正のトライアングル
リスク管理や会計に関わる人間なら一度は聞いたことがあるという、有名な言葉があります。

不正のトライアングル(Fraud Triangle)

この言葉、皆さんは聞いたことありますか?
これは、リスク管理の先進国アメリカで生まれた有名な理論なのですが、「3つの条件が揃っている環境では、不正が起こるものだ」というのです。

その「3つの条件」とは、次のとおり。

1.機会
2.動機
3.正当化


この3つの条件が揃った環境では、自然発生的に不正が起こるというのです。

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