2011年 02月 21日 ( 1 )

前回、前々回で、就職から13年間のAくんとBさんを追いかけてきましたが、今回が最終回です。
二人は、どのようなゴールを迎えるのでしょうか?最終回は、AくんとBさんの35歳~40歳までの軌跡と、その後の二人のお話です。

【14年目~18年目】
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14年目。Aくんは35歳になりました。会計知識と英語力を買われ財務報告に関わる課に異動になり、決算の数字を作る日々。30歳の頃から少しずつ会計士の勉強をしていましたが、その知識が役に立つことになったのです。
ただ、外出の機会はかなり減りました。総勘定元帳と補助元帳を確認したり、システム内の仕訳をチェックしたりの日々。仕事上で覚えることはたくさんありましたが、何となくマンネリを感じていました。とはいえ、部下も着実に増え、安定した毎日に満足していました。
管理職になってからは残業代が出なくなったので、一時的に給料が下がってしまいましたが、そうはいっても年収は1,000万円を大きく上回っていました。
大学時代の友人とお酒を飲んでも、周りに年収1000万円以上の人はほとんどいません。そういう意味では、Aくんは「僕は恵まれているなー」と感じていました。

ある日Aくんは部長に呼ばれ、昇進したことを伝えられました。やったね!
毎日毎日積み重ねてきた努力が報われたことが何よりも嬉しく、飛び上がりたい気分でした!Aくん36歳。同期よりも2年ほど早い昇進です。

それから4年後。
Aくんも40歳を迎えようとしていました。仕事も充実していて部下もたくさん。仕事は忙しくて目が回りそうでしたが、とても充実していました。Aくんの給料は、ついに1,400万円になりました。

しかしある日のこと。
Aくんを可愛がってくれた部長が、突然異動することになりました。グループ会社への出向です。その会社の役員として、最終のポストについたのです。
その後、Aくんの上司である部長のポストについたのは、なんと1歳年下の社員でした。その人は「超」がつくエリート!東大在学中に公認会計士を取得。卒業後アメリカのMITでMBAをとり、金融庁勤務後、ニューヨークのオルガン・スタンレー証券(フィクションです!)で財務に携わり、銀行部門のニューヨーク支店に勤務。…恐ろしい経歴の持ち主です。しかも意外にもナイスガイ!

Aくんは何となく、「僕の出世もここまでかな…」と感じました。新部長はAくんのことをとても頼りにしてくれましたが、結局Aくんが部長になることはありませんでした。

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一方、Bさんは迷っていました。
これから拡大路線で行くのか、このままでいくのか…。

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